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三菱倉庫がノースカロライナ州で医薬品専用倉庫の運用を開始
三菱倉庫の連結子会社Cavalier Logisticが2月10日に、ノースカロライナ州のダーラムで、GMPに対応した医薬品専用倉庫の運用を開始したと発表しました。
同社はノースカロライナ州での倉庫開設について、当州に多くの医薬品産業関連企業が進出しており、活発な投資が続いている点を挙げています。
今後、24時間・365日対応可能な緊急入出荷対応や世界各国の輸出入など、医薬品工場周辺の物流サービスを積極的に展開する予定としています。
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トヨタ、ノースカロライナの車載用電池工場の稼働を開始
トヨタが海外初のトヨタ内製電池製造会社として、ノースカロライナ州に設立したToyota Battery Manufacturing, North Carolina(以下、TBMNC)が、生産準備を完了し、4月から北米電動車向けに車載用電池の出荷を始めると発表しました。
TBMNCは、HEV、PHEV、BEVの電池をトヨタが米国で初めて生産する電池工場で、投資額約140億ドル、敷地面積1,825エーカー(約7.4平方キロ)、新規雇用者5,000人で、HEV用バッテリー生産ライン4本、BEVおよびPHEV用生産ライン10本の計14本の生産ラインが稼働する予定です。
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2024年ノースカロライナ州への企業進出状況
ノースカロライナ州経済開発機構(EDPNC)は、2024年に発表された、ノースカロライナ州での企業立地プロジェクトについて、レポートを作成しました。
レポートによると、166件の新規プロジェクトで、161億ドルの直接投資と、17,586人の新規雇用が、2024年の1年間で発表されています。うち、日本を含む17カ国からのFDIは、投資額79億ドル、7,082人の新規雇用数となっています。
日本からは、富士フィルムの投資額12億ドル、雇用数680人、ニプロの投資額3億9,780万ドル、雇用数232人のプロジェクトが、大型案件として掲載されています。
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2024年度 北米投資関連コスト比較調査(JETRO調査レポートより)
JETROが「2024年度 北米投資関連コスト比較調査」を2024年12月に発行しました。北米主要16都市の賃金、地価・事務所賃料、公共料金などの投資関連コストが、都市別および項目別に一覧になっており比較可能です。
ノースカロライナの州都ローリーも調査対象で、他都市より製造業の賃金が低く抑えられ、賃金上昇率も低いことが見て取れます。また、法人税や地価の低さなどが際立っています。
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