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大日本印刷がノースカロライナ州で352人の新規雇用を発表
ノースカロライナ州のロイ・クーパー知事は、大日本印刷株式会社(DNP)が、リチウムイオン電池用包装材(パウチ)製造用工場を新設し、352人の新規雇用を創出すると発表しました。
同社は2億3,300万ドルを投資して、デイビッドソン・カウンティのリンウッド市に、同社としては米国初の先端製造施設を建設する予定です。
クーパー知事は今年10月来日の際、DNP社と会談を行い、デイビッドソン・カウンティへの進出を強く奨励した経緯があります。知事は同社の製造施設建設に感謝し、同社がデイビッドソン・カウンティで、ワールドクラスの労働力と優れたクオリティ・オブ・ライフを享受することになるだろうと確信しています。
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アステラス製薬、Propella Therapeutics(本社:ノースカロライナ州)を買収
アステラス製薬は、米バイオ医薬品企業プロペラ・セラピューティクス(本社:ノースカロライナ州Pittsboro)を買収すると発表しました。買収額は1億7500万ドル(約260億円)で、2024年3月期中に買収を完了し、完全子会社となります。
プロペラ社は前立腺がん治療薬などを開発しており、アステラスの前立腺がん治療薬「イクスタンジ」が27年ごろにも特許切れとなるため、新薬候補を獲得するための買収となります。
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外国企業が投資しやすい米国都市の上位にNCの3都市がランクイン
日本経済新聞と英フィナンシャル・タイムズ(FT)が共同でまとめた、「外国企業が投資しやすい米国の都市ランキング」で、ノースカロライナ州のシャーロット(8位)、グリーンズボロ(9位)、ローリー(14位)の3都市がランクインしました。
同調査は全米約90都市を対象に、「労働力と人材」「生活の質」「ビジネス環境」など7項目に分類し、項目ごとに評価し、総合点をランキングしています。
関連記事では、ノースカロライナがトヨタ自動車の電池工場建設など、外資の誘致が進んでいる一方、ニューヨークやロサンゼルスなどの大都市が、トップ10に入らなかった点を指摘しています。
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トヨタ、NCのEV電池工場に80億ドル(1.2兆円)の追加投資を発表
トヨタ自動車は10月31日、現在ノースカロライナ州で建設中の電池工場に、約80億ドル(約1兆2千億円)を追加投資すると発表しました。
今回の追加投資で新たに3,000人を雇用し、5,000人超が勤務する工場となる予定です。
同工場の累計投資額は約139億ドルとなり、新たに立ち上げる8ラインを加え、2030年までに計10ラインとなります。現行電気自動車(EV)換算で40万台程度の電池が確保でき、北米のEVの基幹拠点となります。
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