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アマゾンがノースカロライナ州に100億ドルの投資
米アマゾン・ドット・コムが、人工知能(AI)のインフラ拡大のため、ノースカロライナ州リッチモンドに、100億ドル(約1兆4300億円)を投じて、新しいサーバーファームを建設すると発表しました。ノースカロライナ州にある既存のデータセンターを拡張し、企業がAIの開発や運用に使うクラウドサービスの処理能力を高めるとしています。
アマゾンのデビッド・ザポルスキーCLGAO(最高法務・国際問題担当責任者)は、この投資により、データセンターを運用するエンジニアやネットワークの専門家など、高度な技術を持つ少なくとも500人の直接雇用と、サプライチェーンで数千人規模の雇用が見込まれるとしています。
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住友林業と東京建物がノースカロライナ州で木造賃貸用集合住宅を開発
住友林業と東京建物は共同で、ノースカロライナ州の州都ローリーで、総戸数267戸の5階建て木造賃貸用集合住宅を開発すると発表しました。木造建築の普及で脱炭素社会実現へ貢献するとしています。2025年6月着工、2027年1月頃の賃貸開始を目指しています。
ローリー選定の理由として、アメリカ東海岸の中心部に位置し交通の利便性が高いこと、教育と研究の一大拠点として知られる「リサーチトライアングル」の中心であること、豊富で優秀な人材により300社以上の企業が集積するビジネス環境が形成されていること、安定した経済成長が期待できることなどを挙げています。
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シーメンスヘルシニアーズがノースカロライナ州への投資を発表
ドイツ系医療機器製造のシーメンスヘルシニアーズがノースカロライナ州シャーロットの医療イノベーション地区「ザ・パール(注)」に1億4,100万ドルを投じて「シーメンス・ヘルシニアーズ・エクスペリエンス・センター」を建設すると発表しました。
同社は、生産拡大や顧客サービス向上などを目的に、6万平方フィート(約5,570平方メートル)の新施設で、医療提供者のデジタル化とケア提供の変革を支援する予定です。
州都ローリー近郊のリサーチ・トライアングル・リージョンには、全米屈指のバイオクラスターが形成されており、ライフサイエンス関連企業を中心に集積が進んでいます(2024年3月28日付JETRO地域・分析レポート参照)。また、州内の他地域でもライフサイエンス分野の新しいエコシステムが形成されつつあります(同レポート2025年4月25日付参照)。
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ノースカロライナ州ビジネス環境視察ミッション開催
ノースカロライナ州経済開発機構はJETROと協力し、6月24日(火)〜26日(木)に「米国ノースカロライナ州ビジネス環境視察ミッション ―ライフサイエンス―」を実施いたします。
現地集合・現地解散型で、訪問都市はシャーロット、カナポリス、ウィンストン・セーラム、州都ローリーです。日本語・英語の通訳がついています。
シャーロットはウォール街に次ぐ全米第2位の金融都市として知られ、バンク・オブ・アメリカの本店所在地となっています。ローリー近郊には、「リサーチ・トライアングル・パーク」があり、250以上の企業・団体が集積しています。富士フイルム、アステラス、住友ファーマ等日本企業の大規模生産工場があります。
お申し込み・お問い合せは、JETROのこのページより
(ご参考)JETRO関連地域レポート「全米屈指のバイオクラスター リサーチ・トライアングル・リージョン」
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