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2021年の米対内直接投資残高は1割増、日本が3年連続で首位

2022年07月27日

(2022年07月22日 JETROビジネス短信より抜粋)

2021年末時点における日本からの直接投資残高の内訳をみると、全体の約5割を占める製造業では、輸送機械の投資残高が前年比37億ドル増の651億ドル(構成比9.0%)に拡大した(添付資料表参照)。同業種においては、トヨタ自動車が、12月に12億9,000万ドルを投じ北米初の電気自動車(EV)用バッテリー工場をノースカロライナ州に建設する計画を発表したほか(2021年12月7日記事参照)、既存の国内生産拠点への投資など明らかにしている。

日本からの業種別投資残高が最大の化学は、前年比30億ドル増の1,569億ドル(構成比21.8%)となった。同業種では、富士フイルムが3月に、バイオ医薬品の大型製造拠点をノースカロライナ州に建設することを発表した。投資額は20億ドルで、2025年春までの稼働を予定している(2021年3月23日記事参照)。

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